潜入捜査官ヤンの殉職から10ヵ月後、ヤン殺害の疑いは晴れ、一時的に庶務課への異動したのち内務調査課へと戻ってきたラウ。警察官として生きる道を選んだ彼は、事件以来、自らの手で警察内部にいる残りの潜入マフィアを次々と始末してきた。一方で彼は、生まれたばかりの赤ん坊を連れて自分のもとを去ったマリーと離婚危機に陥っていた。そんなさなか、彼の前には新たに保安部のエリート警官ヨンが立ちはだかる。ラウは、ヨンに対し潜入マフィアではないかとの疑いを強め、彼の身辺を調べ始めるのだが…。

 三部作完結編。1のラストから数カ月後が舞台。自分の過去を消して警察官として生きていこうとするマフィアが主人公。
 それまでの2作とは違い、今作は過去や幻覚が交錯して少し分かりにくくなっている。十分分かる程度だけど。
 ラウの苦悩がメインとなっているので三部作で一番地味で盛り上がりも少ない。でも結末としてはこれでいいと思う。

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