東京に何しに来たの？

　僕が上京したときによく言われる台詞です。特に目的や計画もなしに度々東京に来てたせいなんですが、今回は違います。明確な理由があります。

　それは、B.G.M_Fesであり、東京ゲームショウであります。
　……本当はマチアソビに行くつもりだったんですが、メインイベントが１０月に集中していると知って無理やり予定変更したんですが。
　そんなわけで、キューキョ予定を変更したせいで、キューキョホテルの予約を取り直して、キューキョチケットの手配もしました。
　特にチケットは、手配完了したのが締め切り２分前だたので、危なかったデース。

　０日目　移動日
　この日はちょっと家でのんびりした後、昼過ぎに出発しました。
　夕方東京について、新橋に移動。上司から薦められた高級立ち食いフランス料理店「俺のフレンチ」で夕食を食べる。
　上司から「今、フレンチ業界に革命が起こっている！」と熱弁されたら行くしかないですよね。
　さすがに人気店らしく３０分くらい並びました。
　前菜は、「フォアグラと白レバーのムース」を頼みました。
　あと、なんか赤ワイン。
　一口食べたときは、「何だこの複雑で濃厚な味わいは！？こんなの食べたことない！」と料理漫画のような感想を持ったのですが、二口三口と食べていくごとに胸焼けしてきました……。クドイ。ひたすらにクドイ味。
　僕にはフランス料理なんて小洒落た食べ物は合わないのかなぁと思いながらもせっかくだから、一番有名な「牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ」という料理を注文してみた。これは数量限定のメニューで、売り切れてるだろうなと考えながらも一応頼んでみたら「ロッシーニ、ラスト入りましたー」と店員さん。おぉ、ラッキー。
　出来上がるまで時間がかかるそうなので、ワインボトル１本注文したら「あの、これボトルなんですが大丈夫ですか？」とか「お、あれですか。いつも一本位クイっといっちゃう方ですか？」とかソムリエやバーテンダー絡まれ出した。
　フランス料理屋だけど、気取ったところがなくていい店でした。
　ソムリエ「あの、先ほどから早いペースで飲んでいますけど渋くないですか？ごめんなさい。冷やしすぎちゃったんですが、そのワインは自然派なのでもう少し暖めた方が美味しいんです」とか注意してくれたし。あ、ああ。確かにちょっと渋いかなぁ？と思ってたんだ。本当なんだ。
　ロッシーニは本当に美味しかったです。解説なんてできませんが、美味しかったです。
　普通のフランス料理店で食べたらバカ高いんだろうけど、俺のフレンチなら１５００円位で食べれます。皆にもお勧め。
　ただ、フォアグラと白レバーのムースはやめた方がいいかもしれない。
　……僕の食べ方が間違ってたんだろうか。

　その後はさすがに酔ったので、予約してたビジネスホテルにチェックインして寝ました。