REC/レック

2012年7月4日 映画
 消防士を密着取材するために、通報があった建物に同行して来たレポーター一行。しかし、そこで見たものは未知の感染症に侵され、凶暴化した人々の姿だった。感染拡大を防ぐために建物は封鎖され、彼らは感染者ごと隔離されてしまう。

 特に理由はないんですが「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」みたいな、全編主観カメラ撮影の映画には苦手意識があった。ポイント・オブ・ビュー撮影っていうらしいですが、臨場感を出すために他の色々を切り捨て過ぎだろって思ってました。
 この映画も正直あんまり見る気なかったんですが、妙に薦められたもんだから一応見てみることになったんです。
 そしたらこれが大当たりですよ!すっごく面白かった!見直したよ次2借りてくる!
 典型的なB級ゾンビ映画なんですが、かなり練りこまれた設定と展開があって夢中で最後まで見た。
 またその出し方が上手いんですよ。何の強調もない会話や行動の中に物語の真相に迫るヒントを匂わせてる。「これが真相です」 なんて分かりやすい説明はなく、最後まで恐怖と混乱の只中。主観カメラと一緒に逃げ惑いながら、断片的な情報から何が起こったのかを想像する。
 こういう映画もあるのかと感心しました。食わず嫌いはダメですね。

 1時間ちょっとの短い映画ですし、ややグロが平気な人にはオススメ!

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