ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナは、元ダンサーの母親の期待を一身に背負い、バレエに全てを捧げて厳しいレッスンに励む日々。そんな彼女に、バレエ人生最大のチャンスが訪れる。長年バレエ団の象徴的存在だったプリマ・バレリーナ、ベスの引退を受け、新作の『白鳥の湖』のプリマにニナが抜擢されたのだ。しかし、白鳥の湖では純真な白鳥役と同時に、奔放で邪悪な黒鳥役も演じなければならない。優等生タイプのニナにとって、魔性の黒鳥を踊れるかが大きな試練として立ちはだかる。対照的に、官能的にして大胆不敵な踊りで、芸術監督のルロイに理想的な黒鳥と言わしめた新人ダンサーのリリー。彼女の台頭によって、不安と焦りが極限まで高まってしまうニナだったが…。

 これは良かった!みんな「面白いけど二度と見たくない」なんて感想を言うものだから、どんだけ救いがないストーリーなのかと思いきや、その実ハッピーエンドでした。
 悩み苦しみながらも本懐を遂げた。それならハッピーエンドだ。
 バッドエンドというものは「ミリオンダラー・ベイビー」とか「ダンサー・イン・ザ・ダーク」とか、そういう作品のことを言う。

 最後は報われたとはいえ、途中の葛藤や悩むシーンは確かに何度も見たいものではありませんね。見てる方もストレスを感じる程鬱々としてます。だがそれがいい。

 「白鳥の湖」なんてタイトルと曲しか知らなかったんですが、こんな話だったんですね。むしろストーリーがあったことに驚きですが。

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