夏休み一回目

　今日は夏休みを２日取りました。合わせて５、５連休です。
　取れるときに取っておかないと損になるから。
　しかし、夏休みを取るって言ったら「どこ行くの？」「何するの？」と聞かれてヤですね。
　別に何もしません。部屋に篭ってゴロゴロするだけです。
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　電車の中の話
　田舎のＪＲはボックス席なんですよ。ボックス席というのは、二人がけの椅子が向かい合わせてになっていて四人が座れる席のことを言います。
　知り合いが固まるときもあれば、知らない人同士が向き合って座ることもあります。
　僕が乗ってたときは空いていたので、ボックス席に一人で座って本を読んでいました。
　するとそこに、ギャルが三人座り込んできたではないですか。
　細かく説明すると長くなるので省きますが、これはルール違反なんです。別に明文化されているわけではないんですが。
　この時点ではまだ「やれやれ、世間知らずな子猫ちゃん達だぜ」くらいに思っていました。まぁ僕は大人だから、これくらいのことには眼をつぶって本を読み続けるつもりでした。眼をつぶって。
　ところが、そのギャル達は僕と同席しているにも関わらず、非常にセクシャルアンドグロテスクな話をおっ始めやがったのです。
　「生理が来ないんだけど、病院行った方がいいかな。でもマジ不安だし」「母親には相談した？私が一緒に行ってもいいけど」「でも、結果を知るのが怖い……今のカレシ、貯蓄全然ないし」「高校生ならともかく、社会人になって金がないのはね～」「私生理痛マジヤバくて。立てなくなるし」「このピルはいいよ。マジ効く」
　おぉう……。
　そしてこいつら「氷の微笑」の「シャロン・ストーン」ばりに足を組み替えやがる。そのときその足が僕の体に当たるんだよ。
　嬉しくない、嬉しくないぞ。そういう生々しい話はやめろ。そして電車の中でそういう話をするな。あと僕をなんだと思ってるんだ。お願いですからやめてください。