ビデオショップに働く青年クラレンスは、ある日の誕生日、店長の差し向けたコールガール、アラバマと出会う。互いに一目で恋に落ちた二人はさっそく結婚。彼女の元ヒモの所に出向いたクラレンスだが、そこでヒモの男に殺されかけ、逆に男を殺害。しかも彼女の衣装ケースと思って奪ってきたカバンには大量のコカインが……。
 
 とてもよかった。さすが脚本タランティーノ。
 ラストにちょっと違和感覚えたんだけど、それは監督の意向だったみたい。タランティーノは猛抗議して降りようとまでしたらしい。さすが僕らのタランティーノ。説得されちゃったけど。

 戦うヒロインって結構よく出てくるけど、僕はその大半が嫌いです。なぜかって言うと、一方的に敵をボコることが多いからです。やられる場合でもキレイにやられる。そんなのダメです。もっと泥臭くなければ!醜さも必要。
 その点、この映画のヒロインは素晴らしい。僕が引くくらい徹底的にボコられます。すっげえ痛そう。死ぬだろこれってくらい痛めつけられる。そして反撃も形振り構わず必死で、勝ち方も納得できる。大満足です。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索